ここでは、自宅でも行えるヨガのポーズと、ポーズの取り方・意味・より深められるポイントを解説していきます。
今回は2種類の似たポーズについて解説しちゃいます!
同じバランスを取るポーズでも効果が出てくる部位に注目ですね。
『木のポーズ』と『ヤシの木のポーズ』は、どちらも筋肉を鍛えるパワー系ではなく集中力を高めるバランス系のヨガポーズに当たります。
片足でバランスを取る『木のポーズ』、つま先立ちでバランスを取る『ヤシの木のポーズ』。
似ていますが、効果・ポイントとなる部位に違いがあるので、変化を楽しみながら行っていきましょう。
木のポーズ・ヤシの木のポーズとは?


そもそもこのポーズとは何か?どんな由来があるのかを知ることで、ポーズを深めることが出来ますねっ
木のポーズは、『立ち木のポーズ』とも呼ばれる典型的な『ヨガ』のイメージとしてよく見られる片足立ちが特徴的なポーズ。
英語では『Tree Pose(ツリー・ポーズ)』サンスクリット語(ヨガの本場インドの言葉)では『ヴリクシャーサナ』などと呼ばれて親しまれていますね。
『ヴクリシャ』が木のことを意味していて、片方の足を大地にしっかりと根を張り、まっすぐと立つ木のようなスタイルで行うことが一番の特徴といえます。
一方、ヤシの木のポーズはサンスクリット語で『ターダ・アーサナ』と呼ばれ、少しの時間(信号待ち、電車待ち、家事の最中など)でも気軽に行えるヨガポーズ。

実はヨガポーズとは知らずに何気なく『ヤシの木のポーズ』を行っているかも?
効果や効能を詳しく見てみましょう!
『木のポーズ』で得られる効果・効能のある部分。
『木のポーズ』は、バランス感覚と全身の体幹を鍛えられる初心者にもイメージしやすい、直立したポーズとなります。
身体に関する効果としてこのようなことが期待出来ますね。
・むくみ・冷え性の改善。
・血行促進。
・姿勢矯正。
特に女性は、むくみやすい・血の巡りが悪くなりがちといった傾向があるため、症状の改善に木のポーズを活用すると良いですね。

冷えは女性にとって大敵!
暑い時期でもクーラーが効きすぎた部屋にいては、体調を崩しやすいので要注意ですよっ
このほかにも、バランス力・集中力の向上、O脚の改善、シェイプアップ効果も期待出来ます。
『ヤシの木のポーズ』で得られる効果・効能のある部分。

『ヤシの木のポーズ』は、つま先でバランスを取りつつ両手を天井に上げるポーズです。
何だかこのポーズに覚えはありませんか?
このポーズは、長時間パソコン作業で凝り固まった身体を伸ばす為に行う動きにソックリなんです。

私の周りでも、同僚や先輩が何気なく行っていますねw
このポーズの効果としては、このようなことが期待されます。
・集中力の向上。
・肩周りのこわばりを改善。
・ふくらはぎの強化。
ほかにも、足のバランス感覚を養うポーズでもありますので、足全体の筋肉を引き締め、足首・太ももの筋肉も鍛えられます。
また、精神を安定させストレスを軽減させるリラックス効果も持っているので、まさに万能のポーズと言えますね。

私の個人的な考えですが、
バランス・集中力を高める際は『木のポーズ』。
肩回りのこわばり、ストレス軽減に『ヤシの木のポーズ』。
と言った形で区分しておりますw
木のポーズの取り方。

木のポーズは以前解説した『舟のポーズ』同様、やり方はシンプルでイメージしやすいですが、完璧なポーズを取ることは難しいポーズでもあります。

実は、私自身も完璧なポーズが出来ません!
足の裏がふとももにくっつけられない・・・
少しずつ身体を慣らしながら、無理なくポーズを取っていきましょう。
自然な呼吸を繰り返しながらまっすぐ立つ。
これから行う『木のポーズ』はシンプルとは言え、片足ポーズとなりますので最初は落ち着いてリラックスしましょう。
ヨガのポーズは完璧に行うことよりも大切なのは、呼吸を続けることにあります。
目線は前方遠くを見つめながら自然な呼吸を行っていきましょう。
片足の足裏を、軸足の付け根にくっつける。

今回の解説では右足を軸足とします!
左足を横に広げ、足裏を右足ももの付け根にくっつけます。
この足裏とももで押し合うようにすると、バランスを保ちやすくなりますね。

あとは、『ウォーリアー3』で紹介した親指下・小指下・かかと部分の3点をイメージしながら踏み込むと軸足が安定しますよ♪
手のひらを合わせて天井へと伸ばす。
バランスが安定した後、胸の前で手のひらを合わせて数回深い呼吸を繰り返します。
その間に肩や背筋を伸ばし、姿勢を整えた後で手をゆっくり上に伸ばしていきましょう。

ベストは、手のひらを合わせた状態が良いですが難しいなら両手を伸ばすだけでもOKですっ
この状態で深呼吸を5回分ほどキープ、終わった後は直立に戻り足を入れ替えましょう。
ヨガ初心者はここから始めよう!
この『木のポーズ』で難しい部分は、私も未だに出来ない足裏をももの付け根にくっつける部分かと思います。

くっつけるだげなら出来るんですが、ズルズルと下に落ちちゃうんですよねー・・・
慣れるまでは、ももよりも低い位置のふくらはぎ・又は足首部分にくっつけて行うといいですね。
負荷をかけてしまい、痛める可能性があります。
上記でも伝えましたが、ヨガポーズは、必ず完璧にやらなければならないものではありません。
無理せず自分に合ったポーズで呼吸を意識しながら練習しましょう。
ヤシの木のポーズの取り方。

ここから『ヤシの木のポーズ』の取り方についてポイントを挟みながら解説していきます。
『木のポーズ』と比べると、難易度は低いですがつま先立ちなるのでバランスを取りずらく転ぶ方もいるので注意が必要ですね。

あまり気張らずに、力を抜いてまったり行っていきましょう♪
手のひらを正面に向け、深呼吸を繰り返す。
『木のポーズ』と同様、直立から始まります。
違う点としては、手のひらを正面に向けて少し胸を開いて深い呼吸を繰り返すことですね。

もう、これだけでリラックス出来ますねw
ゆっくり両手を天井に伸ばしつつ、かかとを上げる。
手のひらを正面に向けたまま、横からゆっくり両手を上げ天井へと伸ばしていきましょう。
天井に伸ばしつつ、バランスを保ちながら両足のかかとも上げてつま先だけで身体全体を支えます。
上体を後ろに傾け、顔を斜め上を見上げる。
バランスが安定した後、少し腰から上体を後ろに傾けながら、正面を見ていた顔を斜め上に見上げます。
この状態で深呼吸を5回分ほどキープ、終わった後は直立に戻すまでをセットで2回行い終了です。

お疲れさまでした♪
ヨガ初心者はここから始めよう!
この『ヤシの木のポーズ』はつま先立ちで、上体を後ろに傾けた際に転びやすいので注意が必要です。

こんな時は壁を背にすると安定するのでオススメ!
片足ポーズや重心を左右どちらかに傾けたポーズを行う際には、慣れるまで壁を利用した練習をすることで怪我なく行うことが出来ますね♫
効果・効能を理解することでヨガポーズはより深められる。
今回は『木のポーズ』・『ヤシの木のポーズ』について解説していきました。
家の中でも行える簡単な物でも、1つ1つの効果に違いがあるので、自分の効果を出したい部位に効くポーズを覚えて行いたいですね。

今後も更新スピードは遅いですが、解説していきますので宜しくお願いしますっ
以上、あるか(@arukablog)でした。